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人を愛するために必要なこと

  • aileeninchrist
  • 2017年3月8日
  • 読了時間: 3分

第一ヨハネ4:7 愛する者たち。私たちは、互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。愛のある者はみな神から生まれ、神を知っています。

4:8 愛のない者に、神は分かりません。なぜなら神は愛だからです

4:9 神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。

人は誰もが愛しながら、また愛されながら生きていきたいという望みを持っています。人間の心は、愛で満たされ愛に生きる時こそ、幸せを感じます。しかしながら、愛したいと思い、また愛されたいと思っているのに、なぜか人間同士、本当の意味での愛し方ができないのはどうしてなのでしょう。それは、いかに愛すれば良いのか、愛しかたが分からないのではないでしょうか。人間同士の愛はエロスの愛、もしくは価値依存の愛と言われます。

すなわち、相手に価値を見出すから愛する愛です。しかし、そこには問題があります。自己愛の一種で、自分の幸せに何か貢献してくれるから愛しているのです。それは条件付きの愛であって、本当の意味での「愛」とは言えないのです。ですから、人を愛するために必要なことは、まず「愛とは何か」についてよく学ぶ必要があるのではないでしょうか。

ゴスペルの根幹となる聖書は始めから終わりまで「愛」について語ります。神様の愛がどういうものであるかを教えてくれています。イエス・キリストを通じて掲示された神様の愛とは、アガペーの愛といい、無条件の愛です。人間の「価値依存の愛」とは違って、神様の愛とは無償の愛、犠牲の愛なのです。私たちを生かすため十字架にかけられご自分の命までも差し出された犠牲の愛、その愛を学ぶときに我々は真に人を愛することができるようになるのです。

そして、人を愛するために必要なこと!それは、どれだけ自分が愛されているのか、ということを知ることです。

2014年11月に83歳で亡くなった俳優高倉健さんが、NHKインタビューで、ある小学生にこういう質問をされたそうです。「どうやったらそんな人になれるんですか?」

その時に、彼はこう答えました。「良い人に出会うこと。きっとそのことがあなたの人生にすごく大事なことなんだと思います。」

さらに、彼はこう付け加えました。「いい風に吹かれていたいですね。あまりきつい風に吹かれていると、人に優しくなれないですね。いい風に吹かれるには、自分が意識していい風の吹きそうなところに自分の心や身体をもっていかないと、じっと待っていてもいい風に吹かれないという事が、最近分かってきました。」

分かるような気がしますね。この言葉!いい風に吹かれるには、自分が意識していい風の吹きそうな所に行くということ!

聖書を通じて、またゴスペルと通じて、素晴らしい神様の愛に出会い、喜びに満ち溢れる人生を歩んでみませんか。


 
 
 

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