あなたはあいされるために生まれた②
- aileeninchrist
- 2017年3月10日
- 読了時間: 2分

我々人間は心の奥底から「愛」を願っています。愛なしには生きられないのです。誰かに愛されている、誰かを愛しているという「愛の確認」がある時に初めて、生きている実感がわくのです。しかし、多くの人は愛を恋慕っているのに、真の意味で愛することができず、人の愛に裏切られ、傷ついています。それは、人間の愛には限界があるかです。自分の愛にも、相手の愛にも限界があるのです。
イエス・キリストは「隣人を自分自身のように愛しなさい」と語ったのですが、人間関係における様々な葛藤や難しさというのは、「愛する」ということができない事にその原因があるのではないでしょうか。当然愛すべき人を愛するばかりか、むしろ、嫉妬したり 妬んだり、酷い場合、憎んだりもします。しかし、誰かを憎んだり、嫉妬したりしているとどうでしょうか。憎んでいる本人の心が最も苦しいのです。なぜなら、人間は愛するために、また愛されるために生まれてきたからです。生まれながらにして、人は愛に生きるようになっているのです。創造主でおられる神があなたをそのように造られたからです。
ある意味で、私たちは「愛」を学ばなければいけません。聖書は「神は愛である」と語っています。この世のいかなる愛よりも、神の愛は全き愛であり、完全な愛であります。そして、神様は「わたしはあなたを愛している」と語っておられます。自分で自分を愛せないような人間に向かって、「愛している」と呼びかけて下さるのです。
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」(イザヤ43:4)
私たち一人ひとりは神様から尊ばれ、重んじられている存在、最高に愛されている事をよく知って下さい。このことを裏付ける証拠があります。それはイエス・キリストの存在です。愛ある神様は、私たち一人ひとりを救うために、ご自身の御子イエス・キリストをこの世にお遣わしになられたのです。
「神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じるものがひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネによる福音書3章16節)
神はイエス・キリストを通して、私たちを罪から解放してくださり、そのお方を心から受け入れる者は誰でも救われるという新しい「いのちへの道」を開いてくださいました。ここに神の愛があるのです。今、あなたの状況がどうであろうとも、神様の目にはあなたは高価で尊いのです。あなたの造り主である神は、そのようにあなたの事をご覧になっておられるのです。
ぜひゴスペル通じて、また、聖書を通じて、何よりも大きく偉大な、神の愛を知ってみませんか
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